版権物について語る

版権物(ゲームやマンガなど)について語ることが多いです。

モノクロームオーダー語り6環境や境遇

「これからよろしくお願いしますね」
「では○○(主人公の名)様とお呼びいたします」

初めはパセを、爽やかな好青年で温厚な真面目キャラだと思っていた(見た目の印象もそうだし)。

「それでこの戦闘力とは恐れ入るぜ……」
ぜ??ぜ!?
「俺、この人に従うことになって良かったな」
"俺"!?

主人公「口調がおかしかった」
私もそう思った!

「気を抜くと素の言葉づかいが出てしまうので」
あれが素だったんだ…。
予想外の性格だったので驚いた。

パセ、本業あれなんだからうまく隠さないと。
反リブラのメモを見付けた時に「俺たち」と言ってしまったり、
職業を「神騎士見習い」と焦ってごまかしたり、
嘘をつくのが苦手なんだね。

フェンジュはパセに対して、
「キミは優しいんだね……」
「ハハ!なんて素直なんだ!」
本当にその通りだよ。

※次からは『反リブラ加入する+しない』ルート『特別』ルートネタバレ。

※あくまで私の解釈になります。


パセは暗部だったんだなと思わせる場面は、ジスティスに止めを刺すシーン。

裏の仕事をやっていたのだから人を殺す任務も受けていたと思う。
暗部として現れた時に『暗殺者』と表示されていたから。

「早くその女をこちらに寄越せ。ここは我らの庭……断るとどうなるかわかっているな?」
無理してこの台詞を喋っているように見えたよ。

裏の仕事をしている時は゛暗部゛を演じ、必死に感情を押し殺して任務を行っていたんだろうな。

初めのころのレイシュは、リブラの人間であるパセに対して冷たく接して警戒していた。

それでもパセがレイシュにも優しかったのは、元々の性格もあるけれど、自分と同じように家族を失ったからなのかなと思った。

パセ「レイシュも一緒に調査してくれたと言えば国王様も迎え入れてくれるだろうし、3人で行こうぜ」

レイシュ「わ、私も一緒に行っていいの……?」

パセ「ああ!当たり前だろ」

レイシュがパセに心を許すきっかけになったのは、上記のシーンだと思う。

今までひどい扱いをされていた経験しかないレイシュに、パセが仲間として気遣う言葉をかけてくれたから。

レイシュが、パセが自分を追っていた暗部の一員だと気づいても信じていたのは、彼の人となりを知ったからだね。

序盤のパセは、ジスティスのやり方は横暴だけどレイシュにもきっとそこまで酷い扱いはしないとか、リブラをそんなに恐れる必要はないと言っていた。

パセにとってジスティスは、家族を失い孤独になってしまい幼かった自分を助けてくれた恩人であり、唯一の居場所がリブラだったからだよね…。