版権物について語る

版権物(ゲームやマンガなど)について語ることが多いです。

イノセントリベンジャー感想

ケムコRPG『イノセントリベンジャー』が良作でした。

音楽も好きで、 イベントやPVで流れる曲、ダンジョンの曲やボス戦曲が特に良かった。

主人公の『復讐』という設定と壁ヒロインが気になり、いつかプレイしたいと思ったな。

主人公、魔法使い系だと思っていたら…グローブで敵を殴るキャラだった!?(ただし魔力を使っている)

主人公ヴォルク。序盤は、クールで近寄り難い雰囲気を持っていて復讐のことしか考えていないし他人に無関心。

ヴォルクの、幼い頃に両親や友達を殺されて故郷を失ってしまっている過去を考えると無理もない部分もあると思う。
誰かを憎いと思う気持ちや復讐したいという思いは簡単には消えないしね。

復讐キャラでは同じケムコのゲームの、『灰と剣と白い魔女』でアリオルという主人公がいたけれど、
ヴォルクとは違って最後まで好きになれなかった主人公だった。

主人公ヴォルクが、ヒロインのミュールや仲間たちと一緒に過ごすうちに段々と変わっていく所がよかった。
本来は仲間思いの優しい性格なんだなと思った。

(カーサはそんな所が好きだったのかな?)

マルクスは明らかにツンデレだね。
カーサは好きなキャラだった。
この二人のキャラ絵が見たかったな。

※次からは、ノーマルエンドのネタバレになります。
――


外の世界をミュールに見せたくてはりきるヴォルクくん。

ヴォルクの微笑みは何度かありましたが、ここまで満面の笑みになったのは初めて見た。

…だが、背後から…。

!!??

刺された――

刺したのはヴォルクが殺した兵士の息子だった。

グライフの言葉を思いだし死の連鎖に気づくヴォルク。

回復魔法使っていたけれど、致命傷だから助からないだろうな…

ヴォルクは移動魔法で誰にも見つからない場所に行き、自分の死で『死の連鎖』を終わらせるため、たった一人で死を迎えることにした。

自分の死を誰にも知られたくないから、特にミュールには…

最後の力を振り絞り、魔法でミュールに外の世界を見せたヴォルク。

ミュールはヴォルクの帰りを待ち続けていた。
帰ってくると信じて…。

…END…。

その後クリアデータをセーブ。

おお!
ヴォルクが外に出る前の時間に戻ってる!。

よし、
死亡フラグをへし折ろう!
(↑それ『ラジアントヒストリア』だよ)

一緒に未来を変えよう!
(↑それは『FF13-2』だよ)

※主人公が過去に戻ったわけではありません。
あくまで別ルートです。

今度は、外に出るかどうかの選択肢があらわれた。

出たら殺される未来が見えているのでやめます。

※次からは、トゥルーエンドのネタバレになります。

ミュールが壁になってヴォルクを守った!

死亡フラグを回避できた~

これはノーマルエンドあっての終わり方だと思った。
あの悲しい結末を知っているからこそ。

楽しかったです♪良ゲーでした☆