『ヘラクレスの栄光Ⅲ 神々の沈黙』クリア。
王道によくある、主人公が敵を倒して世界を救うというありがちなストーリーではない所が良かったです。
後半のストーリーの意外性には引き込まれました。
音楽もいいですね。フィールドの曲と、各国の街の曲が好きです。
パーティメンバーで一番不幸なのは、謎の男だと思っています。
ラスボスを倒しても、やった!勝ったんだ!
…という気持ちにはなりません。
えっ!?ここラスダンだったの!?
ただのダンジョンだと思ってた…。
ラスボスと戦って最終形態になるまで、最後の戦いだと思ってなかったんだわ。
※ここからはご注意下さい!
※ネタバレがあります!
それでは…。
アルビオンがラスボスだったのか。
魔物でもなく神でもなく、
人間(最終的には人間ではなくなってしまったが)がラスボスだったね。
え!?ステイアはレイオンが気になってたの!?
逆だと思ってた…。
レイオンはステイアのことが気になっていて、ステイアが謎の男をかばうのでヤキモチを焼き、謎の男を嫌ってる理由の一つなのかと思ってたよ。
謎の男。父親を殺そうと追ってきたのに、
「私には、殺せない」と言い、
「私も、一緒にいさせてくれますか?」
謎の男は、父親(主人公)と旅をして心境が変わったのだろうか。
お互い記憶がない間も、父(主人公)と息子(謎の男)の関係は良好だった可能性がある。
なぜなら謎の男は、記憶が戻った時に主人公が父親だと気づいても、恨みや殺意を向けていなかったから。
主人公(バオール)は、罪を償うためにハデスのいる冥界へ。
息子(謎の男)の目の前で父バオール(主人公)が消えてしまった…。
もう、親子二人は二度と会えない…。
謎の男は、一人残されてしまった…。
本当に不憫…。
もし、ありきたりな設定なら、謎の男が主人公でバオールが敵として登場しそうなパターンになのに、こう来たか!と印象に残るストーリーでした。